ライフサイエンス分野の統合データベース整備事業

ライフサイエンス知識の階層化・統合化事業


研究代表者

 金久 實(京都大学化学研究所バイオインフォマティクスセンター

課題の概要

本計画は現在すでに世界有数のバイオ情報サービスとなっているゲノムネットを京都大学の事業と位置づけ、化学研究所バイオインフォマティクスセンターにおいて分子情報を中心とした統合データベースを構築する。日本語での統合DB検索システムを半年後に提供し、革新的なウェブ技術とKEGGにおいて人手で構築された知識の体系を融合して、2010年までにライフサイエンス分野における世界最高水準の知的情報基盤を確立する。

ミッションステートメント

ライフサイエンス分野の統合データベースとしてすでに米国NCBIが存在し、またGoogleに代表される民間企業の無料検索サービスが学術分野でも大きな影響力をもちつつある現状の下で、両者にない要素、すなわち人手で構築した精度の高い知識ベースを、高度な情報処理技術と融合することで、我が国の知的財産権と国際競争力を確保する。同時に日本語化を推進することで医療や創薬をはじめ経済・社会の発展に貢献する。


Created on April 13, 2007

[ バイオインフォマティクスプロジェクト ]