[用語解説]

マップ -ゲノムの地図作り-

未知の世界を調べるときにまず必要なのは、その地域の正確な地図を作ることです。この地図をもとにして初めて、その後の解析も円滑に進められるからです。ヒトゲノムという長大な分子のどの部分にどの様な遺伝子が存在するかを調べるために、まず分析の拠点をゲノムDNAの上で場所決めする作業が行なわれる必要があります。この作業のことをマッピングとよび、解析の目的に応じた各種の地図が作られています。