[用語解説]

FISH

ヒトの染色体は全部で24種類ありますが、ある遺伝子やDNAが染色体上のどの部分に存在するかを見つけ、マッピングを行なうのに適した方法です。FISHのもととなった方法では放射性標識されたDNAを使っていましたが、蛍光物質で目的DNAを標識する方法と微弱な蛍光を感度よく検出する装置が開発され、広く用いられるようになりました。現在では、何種類もの色の違う蛍光物質を使い分けることにより、同時に何種類ものDNAのマッピングも可能になっています。